忍者ブログ
中国・蘇州在住のヒッキーで、オタクなオバサンの日常
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

餃子を食べるスヌーピー。
立冬には餃子を食べる習慣があります。


(C)寒花

立冬の七十二候は
 一候: 水始氷(水、始めて氷る)
 二候: 地始凍(地、始めて凍る)
 三候: 雉入大水為蜃(雉、大水に入り蜃と為る)
 水も大地も凍り始め、雉を見かけなくなる季節です。


 参考までに白露の日本の七十二候は
  初候:「山茶始開」(つばきはじめてひらく)
  次候:「地始凍」(ちはじめてこおる)
  末候:「金盞香」(きんせんかさく)


~>゜)~<蛇足>~~
 雀は蛤になりますが、雉は大蛤(蜃)になるんですね...
 昔の人の想像力には感心してしまいます。




寒花さん:
PIXIVでPEANUT(スヌーピー)を題材に中国の季節の行事を紹介しています。
中国風のスヌーピーとその仲間たちをお楽しみください。
こちらからどうぞ!!
PIXIV: 寒花
微博 : 寒花箋
豆瓣 : 寒花的相册-花生詩意圖
 
 
PR
地、一面に降った霜は雪のよう。
そんななかを歩むすスヌーピー。


(C)寒花


霜降の七十二候は
 一候: 豺乃祭獣(豺すなわち獣を祭る)
 二候: 草木黄落(草木、黄落す)
 三候: 蟄虫咸俯(蟄虫ことごとく俯す)
 狼が捕まえた獣を食べ、草木が色づき落葉し、虫たちは冬眠に入る季節です。


 参考までに白露の日本の七十二候は
  初候:「霜始降花」(しもはじめてふる)
  次候:「霎時施」(こさめときどきふる)
  末候:「楓蔦黄」(もみじつたきばむ)


~>゜)~<蛇足>~~
 霜降は、秋最後の二十四節気です。


寒花さん:
PIXIVでPEANUT(スヌーピー)を題材に中国の季節の行事を紹介しています。
中国風のスヌーピーとその仲間たちをお楽しみください。
こちらからどうぞ!!
PIXIV: 寒花
微博 : 寒花箋
豆瓣 : 寒花的相册-花生詩意圖

チャーリー・ブラウン、
重陽節に高きに登り思うのはスヌーピーのこと....


(C)寒花

重陽は九月九日のことです。
九は『易経』の中で陰陽の陽の数になっているので
九が重なる日なので、重陽といいます。

この節句の別名は
登高節、晒秋節、敬老節などといいます。

その由来は
・登高節
 岡や高い建物に登る習慣があります。
 秋の行楽という感じでしょうか。

・晒秋節
 晒秋し収穫した農作物を日乾にすることを指し、
 収穫祭のような意味合いがあります。

・敬老節
 重九=重久に通じ、生命長命、健康長寿を意味することから
 敬老の日ともされてきたそうです。


この日を詠んだ唐詩宋詩(日本でいうところの漢詩)は多々ありますが、
高いところに登ってお酒を飲んでいる場面がほとんどです。
この日のお酒は菊花酒でしょうか...

さて今回の寒花さんの絵に添えられたのは
每逢佳節倍思狗(佳節に逢う毎に倍狗を思う)。
王維の「九月九日憶山東兄弟」の一節。

独在異郷為異客 毎逢佳節倍思親
遥知兄弟登高処 遍挿茱萸少一人

独り異郷に在りて異客と為る
佳節に逢う毎に倍親を思う
遥かに知る兄弟高きに登る処
遍く茱萸を挿して一人を少くを




寒花さん:
PIXIVでPEANUT(スヌーピー)を題材に中国の季節の行事を紹介しています。
中国風のスヌーピーとその仲間たちをお楽しみください。
こちらからどうぞ!!
PIXIV: 寒花
微博 : 寒花箋
豆瓣 : 寒花的相册-花生詩意圖
柿もおいしく実る季節ですね。


(C)寒花

寒露の七十二候は
 一候: 鴻雁来賓(鴻雁、来賓す)
 二候: 雀入大水為蛤(雀、大水に入り蛤となる)
 三候: 菊有黄華(菊に黄華有り)
 鴈が北から群れでやってくる、雀をあまりみかけなくなる、菊が咲く季節です。


 参考までに白露の日本の七十二候は
  初候:「鴻雁来」(こうがんきたる)
  次候:「菊花開」(きくのはなひらく)
  末候:「蟋蟀在戸」(きりぎりすとにあり)


~>゜)~<蛇足>~~
 「雀入大水為蛤」についてですが、
 なぜ雀が蛤になると想像したのかというと、
 寒くなってきたころ、雀を見かけなくなり、同じ時期に蛤がたくさん出てきたので、色柄がにていたこともあり、雀が蛤になったのだろうと、昔の人は考えたのだそうです。



寒花さん:
PIXIVでPEANUT(スヌーピー)を題材に中国の季節の行事を紹介しています。
中国風のスヌーピーとその仲間たちをお楽しみください。
こちらからどうぞ!!
PIXIV: 寒花
微博 : 寒花箋
豆瓣 : 寒花的相册-花生詩意圖
 
中秋の満月の下のスヌーピーとチャーリー・ブラウン
 
(C)寒花

この絵につけられた詩はこちら
明月幾時有,把狗問青天。
但願人和狗,千里共嬋娟。

そして中秋と言ったら月餅。

(C)寒花

ウッドストックが食べている月餅は、
チャーリー・ブラウンの求肥の月餅(中国語で「冰皮月餅」)。
伝統的な月餅よりも、求肥の月餅、私も好きです。



寒花さん:
PIXIVでPEANUT(スヌーピー)を題材に中国の季節の行事を紹介しています。
中国風のスヌーピーとその仲間たちをお楽しみください。
こちらからどうぞ!!
PIXIV: 寒花
微博 : 寒花箋
豆瓣 : 寒花的相册-花生詩意圖



~>゜)~<蛇足>~~
 本文中の詩のオリジナルは
 蘇軾の中秋の名月を詠んだ詞「水調歌頭」の最初と最後の部分です。
明月幾時有   明月幾時よりか有る
把酒問青天   酒を把って青天に問ふ。

但願人長久   但だ願はくは人長久に
千里共嬋娟   千里 嬋娟を共にせんことを
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
P R
忍者カウンター
ブログ内検索
Copyright ©  -- 月月子的日記 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by White Board

powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]