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中国・蘇州在住のヒッキーで、オタクなオバサンの日常
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私の本棚は、本棚なのですが、なんでも飾ってあるというより、
あれやこれやが雑然と放り込まれている状態です。
1年に何度か、あんなものがあったこんなものがあるとひっくり返すのも楽しいです。

この薄汚れたビニールバッグに入っているものを今回はご紹介します。


中に入っているのは小さな本、15冊。
いったい何なのかというと、连环画(連環画)中国の古典『紅楼夢』全15冊です。




连环画(連環画)はよく中国の漫画と言われますが、
中を見てもらうとよくわかるようにどちらかというと絵本のようなものです。
でも、読むと漫画と言われるのがわかる気がする不思議な本です。


手のひらほどの大きさで、かつては子供から大人まで貸本屋などで楽しんでいました。
手元にあるものは現在古典の『紅楼夢』だけですが、
子供向けのお話から革命戦士もの、古典までいろいろな本がありました。
現在では骨董市などに並ぶ、骨董品になっています。




連環画を絵本にしたものもありました。

古いものでは、英中対訳の『中国神話シリーズ』


そして収蔵版シリーズ『連環画収蔵珍品』の2冊
古典の『西廂記』、『白蛇伝』です。




読書の秋、いつもとは違った本を開くのも楽しいです。







~>゜)~<蛇足>~~

『紅楼夢』に『西廂記』、『白蛇伝』...
なんと少女趣味(^^ゞ
でも、かつては『三国志演義』も持っていました。
こちらはアメリカ時代、三国志大好き!な知人の息子さんにプレゼントしして手元に残っていません。
『三国志演義』の連環画は、実家に陳舜臣氏の翻訳ものが残っているはず。
いつかは手元に引き取りたいです。


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昔参考資料用に購入した栞のセットです。
(便箋と封筒、カードなどを入れている箱を見ていたら出てきました。)
皇帝の甲冑と八旗の甲冑が紹介されています。

皇帝の甲冑


上三旗(正黄旗、鑲黄旗、正白旗)の甲冑


下五旗(鑲白旗、正紅旗、鑲紅旗、正藍旗、鑲藍旗)の甲冑


「八旗」清朝の軍隊システムのことです。
「八旗」について詳しくはこちらをご覧ください。>>「八旗


~>゜)~<蛇足>~~
この栞セットを購入したときに、
もう一種類なにかの栞セットを購入したはずなのですが、
手元にないし、思い出せません。
もう一種類あったんだけどなぁ....

『蘇州日記』高倉正三著 (光文堂)の紹介を始めました。
不定期連載です。

こちらからどうぞ!



最近、再読している蘇州語研究者であった高倉正三氏の
1941年9月から1943年3月までの日記をご紹介することにしました。
75年ほどまえの蘇州の様子をお伝え出来たらうれしいです。
できるだけ解説に力を入れたいと思っています。

第1回は、昭和13年(1937年)~14(1938)年9月の出発前夜まで。
留学生選抜から、渡航準備の日記です。
(第2回から中国国内になります。)
お楽しみいただけたら嬉しいです。

注意:
読みやすくするため、
 漢数字はアラビア数字に、
 旧字体は、新字体に
書き換えています。

~>゜)~<蛇足>~~
表紙を開けたところのこの地図。

オリジナルを現在探しているところです。

~>゜)~<蛇足>~~
私の留学記念日は1983年9月4日。
友達といつも祝っています。
あのころももう、歴史の一部になっていますが、
それよりも昔の留学生の先輩の生活の様子を、
紹介したいです。
中国は広いので、地方によってかなり大きな特色があります。

とくに有名なのは四大菜、八大菜という分け方です。

中華料理四大菜
山東料理、江南料理、四川料理、広東料理

八大菜
山東料理、江蘇料理、浙江料理、安徽料理、
福建料理、広東料理、湖南料理、四川料理


それから味覚で地方を分ける言い方があります。


「南甜北鹹東辣西酸」

南は甘く、北はしょっぱい
東は辛く、西は酸っぱい


「南辣北鹹東甜西酸」
南は辛く、北はしょっぱい
東は甘く、西は酸っぱい

どちらも中華料理の味を表した言葉。

中国の歴史、うん千年。
都の場所もあちらこちら、
都を中心にした東西南北、違って当然。
どの時代の言葉なのだろう.... と思ってしまいます。


~>゜)~<蛇足>~~
先日作った3D WORLD STYLE「Chinese Restaurant」シリーズは
四大菜の料理屋さんのシリーズです。
山東料理  江南料理 
四川料理  広東料理
北京の昔のお屋敷の写真です。

北京のいわゆる外城の四合院(北京風お屋敷)の内部です。
場所は、繁華街のちょっと外れた場所... です。
外城は、庶民の住むまち。
そこでお屋敷を構えていたのはお金持ちの商人だったと思います。


門構え



日本でいうと欄間の部分。


床タイル



屋根の上



~>゜)~<蛇足>~~

持ち主のおじい様は、この屋敷を購入する前に、東単に屋敷を持っていたそうなのですが、
北京駅(前門横)から近い場所の屋敷を購入、お引越しされたそうです。
その時にかなり修築しているので、タイルなどは、その時の流行最先端のもの。
その実、ご紹介した床タイル、大柵欄の老舗の老店舗で同じものを見かけたことがあります。

今になると、あれやこれや、もっと詳しく見せていただくんだった... と思うこの頃。

このお宅の門墩(門の前の彫刻された一対の石)はとても有名なので
写真集などでご覧になった方もいらっしゃるかも...
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